ボドゲ・ミニチュア

軍団集結!失敗も、指の痛みも、すべては「最高の遊び」のために。

hiro-no-heya

こんにちは!アナログゲームとモノづくりを愛する皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 今週、私のデスクの上では、小さな、しかし熱い革命が起きていました。

そう、ついに、ついに……
スケイヴン陣営とストームキャスト陣営、両軍の組み立てが完了したのです!

ミニチュア趣味をお持ちの方なら分かっていただけるはず。この「全てのパーツがランナーから離れ、一つの軍勢として机に並んだ瞬間」の、あの震えるような達成感を。 今回は、初心者の私がこの一週間で経験したことを、語らせてください。


1. 痛恨のミス!クロウロードの「事件」から学んだこと

今週のスタートは、スケイヴンの指揮官「クロウロード」の組み立てからでした。 精巧なディテールを眺めながら、「これがリーダーか、かっこいいな……」とニッパーを握る手にも力が入ります。

しかし、そこで事件は起きました。 集中力が途切れた一瞬、「パチン」という嫌な音。 やってしまいました。ゲート(ランナーとパーツのつなぎ目)を切るつもりが、誤ってキャラクターの大事な造形パーツを切り落としてしまったのです。

「あ……」と声が漏れ、数秒間フリーズ。 初心者にとって、高価で精巧なミニチュアを壊してしまうのは、絶望ですよね。 「もう一回買い直さなきゃダメか?」「いや、でも……」

しばし葛藤しましたが、私はこう考えることにしました。 「これも、この子が戦ってきた証、つまり『味』なんだ」と。

完璧な完成品ではないかもしれません。でも、この失敗があったからこそ、このクロウロードには私だけの物語が宿った気がします。

「失敗しても大丈夫、それが趣味の良さだよね」と、自分を許してあげることも、長く楽しむコツなんだなと実感した出来事でした。


2. 「指の痛み」という勲章。ストームキャストとテレインの戦い

スケイヴンを終え、次に取り掛かったのは「ストームキャスト」と「テレイン(情景モデル)」です。 ここでも、新たな壁が立ちはだかりました。

ストームキャストの造形は、スケイヴンとはまた違う美しさがありますが、その分、パーツの合いが非常にシビア。さらにテレインに至っては、尖ったパーツや大きな面を合わせる作業の連続です。

接着剤を使わずに組める「プッシュフィット」のはずなのに、どうにも奥まで刺さらない。指の腹でグッと押し込むたびに、尖ったプラスチックが指に食い込みます。 「痛い……。なんで私はこんなに指を痛めながらプラスチックをいじっているんだ?」 そんな疑問がふと頭をよぎることもありました(笑)。

顔パートが本当にうまくはまらない。小さいパーツなのではめようと試みては落として「どこいった?」と何度も探すはめになりました。

結局、力任せではパーツが歪んでしまうと判断し、ピンを少し削ってから接着剤を流し込む「ハイブリッド方式」に切り替えました。 パーツの隙間を埋めるためにゴムで固定し、一晩置く。 翌朝、ゴムを外した時にピタッと合わさっていた時の快感!あの指の痛みも、この瞬間のための「前振り」だったのだと思えば、なんだか誇らしくさえあります。


3. なぜ、あえて「面倒」なことをするのか?

現代は、スマホ一つで手軽に遊べるゲームが溢れています。 そんな中で、わざわざニッパーでパーツを切り出し、指を痛め、失敗に落ち込み、何時間もかけて軍勢を作る。

一見すると効率が悪いように見えますが、今週軍勢を並べ終えた時、その理由がはっきりわかりました。

「自分の手で作り上げた」という事実が、その後のゲーム体験を何倍にも豊かにしてくれるからです。

机の上に並んだスケイヴンの群れ。それを見つめているだけで、彼らが戦場でどう動き、どう叫ぶのか、想像が止まりません。 これは、出来合いの駒では決して味わえない、アナログゲームならではの「魂の交流」のようなもの。 皆さんも、初めて軍勢を並べた時のあの高揚感、覚えていますか?


4. 次なる目標:息子と楽しむ「スピアヘッド」への道

さて、組み立てが終われば、次はいよいよ実戦。新ルール「スピアヘッド」の世界へ飛び込みます。

今、私はルールブックと睨めっこする日々を送っています。 「このキーワードはどういう意味?」「アビリティの発動タイミングは?」 覚えることは山積みですが、不思議と苦ではありません。なぜなら、私には最高の対戦相手がいるからです。

それは、私の小学生の息子。

彼をこの深い沼……もとい、素晴らしい趣味に引き込むことが私の裏ミッションです(笑)。 ただ、いきなり全ルールを押し付けるのは禁物。 「どうすれば子供が飽きずに楽しめるか?」「どのユニットから動かさせてあげるのが正解か?」

そんな「接待プレイ」ならぬ「導入プラン」を練る時間は、独りでルールを覚えるよりもずっとクリエイティブで楽しい時間です。

親子でダイスを振り、一喜一憂する。 そんな未来を想像しながら、今はルールブックの文字を追いかけています。


結びに代えて

今週は、失敗から始まり、指の痛みを経て、最高の達成感にたどり着いた一週間でした。 ミニチュア制作は、単なる「作業」ではありません。それは、自分自身と向き合い、小さな成功を積み重ねる「旅」のようなものです。

もし、今組み立てに苦戦していたり、パーツを壊して落ち込んでいる方がいたら、伝えたいです。 「それ、全部あとで最高の思い出になりますよ!」と。

来週は、いよいよ筆を握り、この軍勢に「色」という命を吹き込んでいく予定です。 ペイントでもきっと新たな失敗と発見があるはず。

皆さんも、素敵なホビーライフを!

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カードゲームやボードゲームのトークン制作を中心にさまざまなことを配信しています
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