子どもとの接し方についての気づき

こんにちは!hiroです。
今回は最近感じた子どもとの接し方について、今年に入って改善して良かったことを書いていきます。

私には2人の息子がいます。
上は8歳で下は6歳です。
2人は兄弟というよりはどうやらライバルのように思っているようで、
ことあるごとにケンカが勃発します。

なんでそんなことでケンカできるの?とあきれるくらいしょうもないことでも一生懸命にケンカしてます(笑)
そんな感じなので、私も妻も結構な頻度で叱りつけてました。
私は結構短気で烈火のごとく叱ることも多々ありました。叱らない日は少なく1日に10回を超えるなんてこともありました。妻も同様です。

そんな我が家ですが、
なんと今年に入ってからまだ1回しか叱ってません!
「まだ数日しかたってないじゃん」って思うと思います。
そうです。
そうなんですが、この数日間ほぼ叱ってないんです!
これは我が家としては快挙としか言いようがありません。
そして、叱らないどころか、殺伐とした空気になることがなく、家庭がとても穏やかになりました。
劇的に変化した我が家ですが、とっても簡単なあることをしたことでとてもよい環境になりまりました。
それは、
「子どもをほめること」
です!!

ホントたったこれだけ!
なぜ子どもをほめると環境が良くなるのか?
それは以下のような理由があると考えます。
- 子どもの自己肯定感が向上して自発的に行動するようになる
- 良い所を見ようとすることで自身も良いマインドになり心穏やかになる
- ほめることで相手が笑顔になり、その幸福感が自分にも返ってくる
少し考えてみてください。
何かをするのに叱られながらするのとちょっとしたことでもほめられながらするのはどちらが気持ちが良いでしょうか?
当然後者だと思います。
大人の私でもそう思うのに子どもならなおさらですよね。
これまで私は、頭ごなしに𠮟りつけて、子どもを不本意ながら従わせていたようなものでした。
わかっていながらいうことを聞かないからついつい強い口調で言うことを聞かせようとしてしまってました。
でも、それはその場では従ってくれても、またいつも通り言うことをすぐに聞かなくなります。
そもそも従わせようとすることが間違っていたのだと気づきました。
我が子といえど1人の人間です。しっかりと向き合って尊重しないといけません。
それに今まで気づいてませんでした。
また、これまでは1つ屋根の下で暮らしているのに会話という会話をしていなかったように思います。
食事中はテレビに夢中になったり、ゲームやYouTubeにふけり同じ空間にいれど全くの別行動で会話の無い状態。
こんな状態でいい家庭環境なんて築けませんよね。それに全く気付いてませんでした。
我が家と同じような状況の方は結構いるのではないでしょうか?
そんな方には是非「ほめる」ことを試してもらいたいです。
ほめることを実践するにあたって、
1つほめることについて注意点があります。
それは、ほめる対象を結果や能力にしないことです。
どういうことかというと、例えばテストで良い点数をとった場合、
「○○ちゃん100点取って偉いね!」とほめてはだめです。
そうではなくて、
「○○ちゃんいっぱい勉強頑張ったからすごいね!」などとほめてあげるほうが良いです。
過程をほめることで、努力することや行動することが大切なんだという気付きを得て次も頑張ろうとチャレンジをするようになります。
ある研究では、結果や能力についてほめることでその子がレベルの低い課題にしか取り組まなくなったり、うそをつくようになったという研究結果が出たそうです。
これは、自分には能力があり、できないといけないんだと思ってしまい、失敗したくない。下手なことをしたくないと行動を自分で制限してしまうためだといいます。
こうなってしまうと子どもの自己肯定感は失われてしまい。前向きな行動をとらなくなってしまいます。
そうならないためにも、子どもをほめるときは必ず過程や頑張っていることにフォーカスしてほめてあげることが重要です。
そうすると子どもに、もっとやってみたい!頑張りたい!という気持ちが根付いてきて自己肯定感が増していきます。
まだ数日ではありますが、息子たちにその兆しがあり、とても前向きに行動するようになりました。
ほんの少し自分の言動を変えるだけでこれほどまでに家庭が変化するなんて思いもしませんでした。
それを教えてくれたのはこの本でした。
また、ほめるということは
子どもだけでなく妻にも良い効果があります(笑)
老若男女人間皆ほめられるとうれしいものですよね。
最近我が家では笑顔が絶えなくなりました。
是非だまされたと思ってやってみてください。
最初はむず痒い思いをするかもしれませんが続けると慣れてくるものです。
こんな簡単なことで良くなるなら試して損はありません。
一緒に良い家庭環境を作っていきましょう。