理想のトークンを求めて。「誰も作っていないもの」への挑戦
皆さん、こんにちは。新しいプロジェクトを始める時の高揚感、覚えていますか?
今週、私は温めていた「アナログゲーム用アクリルトークン」の自作プロジェクトを始動させました。
単なる趣味の延長ではなく、「本当にプレイヤーが求めているものは何か?」を考えた一週間の記録をお届けします。
1. 常識を疑うことから始まるモノづくり
まずはリサーチからスタートしました。市場に出回っているトークンを眺めていて、ある一つの事実に気づいたのです。
「なぜ、世の中のトークンは丸いものばかりなのか?」
答えは単純、製造が容易だからです。
しかし、実際にゲームをプレイしているシーンを思い浮かべてみてください。円形のチップは掴みにくかったり、机の上で転がってしまったりすることもありますよね。
そこで私が目をつけたのが、「長方形で、かつ立てることもできるトークン」です。

リサーチの結果、こういった形状は市場にあまり見受けられませんでした。
しかし、「立てられる」という機能性は、盤面の視認性を劇的に向上させるはず。クオリティさえ追求すれば、必ず需要はある。そう確信した瞬間、私は動き出していました。
2. コストと理想のせめぎ合い。業者選びの裏側
デザインの第一歩として、まずはカットライン(切り抜き線)と白押しレイヤー(透明アクリルに色を乗せるための下地)の作成に取り掛かりました。
ここで直面するのが「コスト」の問題です。個人制作において、一つあたりの単価は非常に重要。
今回、私がパートナーに選んだのは「おたクラブ」さんでした。
最大の理由は、一つのアクリル板の中に複数のパーツを詰め込めるため、大幅なコストダウンが見込めるからです。
「良いものを、適正な価格で」。そんな想いが、具体的な業者選定という形で実を結び始めました。
3. 「背景透過」に潜む高級感の罠
デザインツールとして愛用しているCanva。手軽で便利ですが、本格的な「高級感」を出すためには一工夫必要です。
今週は、イラスト部分の背景透過処理を重点的に行いました。しかし、透過させた後のラインをいかに美しく見せるか、高級感をどう表現するかという課題も見つかりました。
「イラストとテキストを分解して、それぞれに最適な加工を施すべきか?」
そんな細かな悩みすら、自分の理想が形になっていく過程だと思うと、楽しくて仕方がありません。
4. AIの言葉を鵜呑みにしない。「自分の目」で確かめることの大切さ
週の後半、大きな教訓を得る出来事がありました。
入稿データが完成間近だと思っていた矢先、実際に配置できるデータ数が、事前に想定していた
(あるいはAIから得ていた情報)よりも少ないことが判明したのです。
結果、急遽データの削減とリサイズを余儀なくされました。
「生成AIの言うことを100%信じ切ってはいけない」
便利なツールだからこそ、要所要所では必ず一次ソース(業者の仕様書など)を自分の目で確認することの大切さを、
身をもって学びました。
5. 挫折と工夫、そして「入稿」の瞬間
さらなる壁が立ちはだかります。おたクラブさんの仕様では一度に4パーツまでが上限だったのです。私の理想とする「詰め込み」を実現するため、急遽「グラフィック(graphic)」さんでの制作を検討し始めました。
ルールは厳格ですが、パネル内に配置できるパーツ数は格段に向上します。
専用フォーマットへの入力し直しという膨大な作業が待っていましたが、私は迷いませんでした。
そして迎えた1月17日。ついに「初入稿」が完了しました!
あとは業者さんからの反応を待つだけ。期待と不安が入り混じる、この独特の時間は、何とも言えません。
結びに代えて
今週は、理想を形にするための「泥臭い試行錯誤」の連続でした。
でも、1月18日には次のデザイン案も続々と仕上がっています。スモークテイストのアクリルなど、新しい表現への挑戦も止まりません。
失敗や仕様変更も経験の一つ!
楽しみながら引き続き取り組みます!
